2016/12/12

Batalha バターリャ修道院


ポルトガル独立の象徴






ポルトを朝出発し、バスをコインブラ、レイリアと乗換え昼前にバターリャに到着




バターリャは修道院を中心に住宅街が広がる地方都市・・・ともいえないくらい小さな街
ちなみにバスはメインの修道院から徒歩10分くらいの町はずれの
道端にベンチがあるだけのいわゆるバス停に到着。荷物どうすんねん・・・




Mosteirode Santa Maria da Vitória 聖母マリア修道院

1385年8月14日、バターリャ近郊で行われたアルジュバロータの戦いで、
カスティーリャ王国軍をジョアン1世が打ち破ったことを聖母マリアに感謝するために建設が開始された。
(ウィキ様より)




1386年に建設が始まりほぼ2世紀をかけてある程度完成したという修道院(ある程度?)
その間に7人の国王が在位し、15人の建築家が携わったという。

バスから丘の上に建つ修道院が見えた時から「なんか凄そうだぞ・・・」と胸躍らせたけど
間近にみたそれは期待以上の大きさ、存在感でして




時間も人もお金も莫大にかかったと思われる装飾の細かさよ
ポルトガルにおける後期ゴシック建築の傑作とされ、1983年にユネスコ世界遺産に登録




ちなみに修道院前にツーリストインフォがあり、荷物はそちらで預かってもらえた
ついでに帰りのバスの時間も調べてもらうなど




修道院内部、まずは身廊
高さ32m、幅22mの大空間






ただ拍子抜けするくらい装飾がないので
すごくシンプル、良くいえば禁欲的?くらいな印象




しかしステンドグラス、というかステンドグラスから射しこむ光が素晴らしく綺麗で




なにかが舞い降りてきてもおかしくないレベル




創設者の礼拝堂
八角形の空間の真ん中にはジョアン1世と王妃の棺
そして壁面にはエンリケ航海王子を含む王子達や歴代国王の棺が並んでいる






身廊とはうって変わって繊細で美しい彫刻で飾られた王家の棺




こちらのステンドグラスもまたうっとりするような光を放って・・・



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