2017/05/08

Sintra ペーナ宮殿


不思議の宮殿





シントラ観光のハイライト、山頂のお城を見学




ムーアの城跡から巡回バスに乗ってエントランスに到着!
と思ったらそこからさらに徒歩で急坂を登りますw
(しんどい人にはミニバスも用意されているけど有料)





Palácio Nacional da Pena ペーナ国立宮殿

1836年にフェルナンド2世によりシントラ夏の離宮の一つとして建てられた宮殿
格調高さは皆無なカラフルな外観はなんだかテーマパークっぽいなぁという第一印象





珊瑚?のようなイボイボいっぱいに貝殻に乗った子泣き爺がお出迎え・・・泣
ここも世界遺産だよね?





かと思えば繊細緻密なアラビアンだったりとバラエティにとんだ構成要素





ゴシック・リヴァイヴァル、ネオ・マヌエル、ネオ・イスラム、ネオ・ルネサンス様式などなど
様々な建築様式を取り入れたという欲張りちゃん。
この全体の統一感のなさ、ちぐはぐっぷりがある意味魅力でもあり、
装飾の細かさや密度の濃さにフェルナンド2世の変態っぷり本気度がうかがえる。





パティオにはびっしりアズレージョ。しかも面ごとに違う模様w

ここから城内の各部屋を回るのだけれど、これが予想に反してよかった!
(ちなみに見学は順路どおりに進むので途中離脱は難しいかと)





まずは晩餐の間、天井低めで意外とこぢんまりしてるけどかわいいじゃないの
家具調度品も揃っているしテーブルセッティングまでされているのが良いわー
グリム童話とかにでてきそうな中世の城感ビシバシ





ディテールにこだわるって本当大事でここからこの城への興味が俄然上がったから





細かく続く居間や寝室、書斎などを見て回ります





こちらは一番豪華な寝室。王様用かな?
余白って言葉を知らないのか壁から天井までイスラミックな模様ぎっしり





このランプお花みたいでかわいいのw





各部屋ごとに意匠を変える凝りようで・・・
この天井の繊細さ、なんつーラブリーふりふり





こちらも見事!なんて思ったら騙し絵www
遊び心も忘れないペーナ宮殿





当時のままの家具調度品も見応えあり





価値のありそうなものが惜しみなく無造作に飾ってあったり





テイストに統一感がないのは贈り物、貢物だからかな?とか想像力膨らむ
犬はふざけてないよね?由緒あるんだよね?





バスルームは全面お得意のアズレージョ。水回りこそ!





何気なく置かれたフリンジ付きトイレ。座るのか?跨るのか?





一番地味だった礼拝堂

結構な部屋数をたっぷり大公開してくれる太っ腹っぷり
さすがにこちらもお腹いっぱいになってきたところで・・・





大サロンどーん!
というほど広さはないけど、なにここ?超エレガント





ゴールドのでっかいシャンデリアもさることながら
壁面がウェッジウッド?ジャスパー?すてきー





おもしろ宮殿な位置づけだったけど最後のこのサロンは感服です





おまけに厨房まで見せてくれちゃう。
ここも素敵にディスプレイ・・・センス良すぎてインスタにUPできるレベルw





元々は廃墟となっていた修道院だったのを夢見がちな王様が再建したペーナ宮殿
色々凝縮しすぎてヘンテコちんちくりんな部分も含め
その自由さがすごくおおらかで楽しいなーという感想。





あまりに満喫しすぎてヘトヘトだったのでシントラ観光はこれで終了
他の2つの宮殿も行きたかったけど、それはいつかの楽しみに・・・




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